たった一人の熱狂 【書評】
最近、なにかと上手くいかないとみです。
ほかで嫌なことやうまくいかなかった時、
「あ、今日はもうブログいいやぁ」と投げだし気味です。
そんな自分に喝をいれるべく、日本一熱い編集者の見城徹さんが書いた「たった一人熱狂」を読みました。
最近、モチベーションが上がらない人にはオススメの一冊です。
圧倒的努力
努力することに意味があるなどと言うのは単なる人生論であって、仕事に関して言えば「成功」という結果が出ない努力に意味はない
見城さんがいう努力とは後づけということ
結果が全てであり、努力の過程や「お前はよくやったよ」などという生ぬるいものは努力ではありません。
結果ありきの努力なのです。
ちなみに、見城徹さんのいう圧倒的努力とは、
- 人が寝ていない時に寝ないで働く
- 人が休んでいる時に休まず働く
- どこから手をつけたらいいのか解らない膨大なものに、手をつけてやり切る
一言で言うと、圧倒的 ”量” ということですね。
マッチョイズムな響きから「んじゃ、残業しろってことかよ」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、それは違います。
残業を残業とも感じず、自分が寝食を忘れるぐらい熱狂できるものに圧倒的努力するということです。
嫌なことにはそもそも努力はできません。
やりたいことじゃないとすぐに心が折れてしまいます。
「どんなに苦労してでも、自分はこの仕事をやりたくてたまらない。好きな道なのだから、いくら苦しくても耐えられる」
しかし、やりたいことってなかなか分からないものです。
それを見つけるためにも、まずは今の仕事や取り組んでいることに圧倒的に努力することが大切です。
見城さんの親友の一人でもある、作詞家の秋元康さん。この人の働きぶりもまた熱狂的である。
金が全て
金だけじゃない、というのは自分への言い訳です。(中略)利益を出さなければ、社会貢献なんてできないし、愛する人を幸せにはできない。
「自分への言い訳です」とまでピシャリと言い切ってしまう見城さん。さすがです。
お金の話は汚いとされがちですが、それはお金のない人たちによる負け犬の遠吠えです。
お金があれば選択肢が広がります。いろいろなことができます。
私自身ジリ貧生活のなか、ブログ運営という稼ぎ方に魅力を感じ、記事を書き続けている所もあります。
実際、お金がないとみは友人アパートの床で寝泊りをしている。
ブログだって、ネタを探しに遠出するには、移動代がかかる、レストランレビューするのにも外食で金がかかる。
とにかく、金がないと何もはじまりません。
この本を読んで「もっと真剣にお金稼がなくちゃ」と背筋が伸びました。
死を意識する
最後の勝負は、死ぬ時にあなたがどう思うかだ
成功している人ほど、死に対するおもいが強い印象をうけます。
彼らは死と真剣に向き合っています。
この記事にもあるように、人は死ぬ直前に惰性的に過ごしてしまった時間を後悔するそうです。
死ぬ直前に「やりたいことはやった、良い人生だった」と納得して死にたいものです。
毎日を人生最後だと思い、目の前のことに一生懸命取り組むことが大事です。
とはいっても、私もYoutubeやNetflixを見てダラダラするのが大好きです。
とくに冬の寒い時期は、一生布団に潜って寝ていたい。
そんな惰性的な生活から少しでも脱却し、有意義な1日を過ごすために
今こうして自分をさらけ出し、発信し、ブログというものに挑戦しています。
自分の1日を見つめ、反省し、少しづつで良いから改善していきましょう。
「君が何となく生きた今日は、昨日死んで行った人たちがどうしても生きたかった大切な明日だ」
皆さん、今日はどんな1日をお過ごしでしょうか?