ろんぐタイトルが流行っている!?
いや。。。誰
海外在住ということもあって、最近アプリで漫画を読んでいるのですが、、、
最近の漫画タイトル長すぎませんか??
「ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件」などの件大好き系漫画や
「俺だけレベルアップな件」
「LV 999の村」のレベル系
「掃除の妖精におまかせ!〜とにかくアツく掃除しろ!〜」
「ThisMan〜その顔を見た者には死を〜」後半情報マシマシ系...
誰、、、、、これは俺
なげえ!!!!
なぜこんなに長いんでしょうか。
そもそも、この長いタイトルは漫画だけなのでしょうか?
ちょっと調べてみました。
全部長かった件
コンテンツ産業そのものが、長いタイトル推しでした!!
ドラマであれば、「逃げるは恥だが役に立つ」や「よつば銀行 原島浩美がモノ申す!〜この女に賭けろ〜」
映画であれば、「君の膵臓を食べたい」や「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせガール」
テレビであれば、「月曜から夜更かし」や「水曜日のダウンタウン」などがあります。
日本のコンテンツ産業にとって、今「長いタイトル」が激アツのようです。
では、なぜこのような長いタイトルが流行っているのでしょうか。
ここからは私個人の考察なので、勝手に信じて皆んなに言いふらさないでください。
英語あたりまえ説
漫画でいうと、昔は「短い+英文」が流行っています。
SLAMDUNK
す、素晴らしい、、、、不朽の漫画はぜんぶ短い英文ですね。
あの頃は、日本人にとって英語が身近なものではなく、
「英語ってマジかっこいいよね」という理由から、多くの漫画タイトルに使用されていたんだと思います。
しかし、現在はどうでしょう?
留学が当たり前になり、小学校から英語導入が推奨され、NetflixやYoutubeでも海外コンテンツが簡単に手に入る時代です。
そこで、文部ナントカ省さんのような偉い人が、日本のコンテンツ産業を盛り上げる為に「真逆のことやってみてはどうか」と実験してみたんだと思います。
そこで、「英語+短文」から「日本語+長文」を試した結果、バズったという経緯です。
せっかちジャパニーズ説
たくさんの物事がAIがに取って替わると言われ、あらゆるものが効率化されてきています。
効率化を求める我々人間は、次第にコンテンツまで効率化を求めてしまいました。
さらにその中でも、我々せっかちな日本人はタイトルそのものに意味と効率を見出すようになりました。
効率的に自分が見たい読みたいコンテンツをすぐに見つけたい。
タイトルで内容がある程度わかれば効率性マシマシだよね。
その結果、より詳しく書かれた「長いタイトルが」増えているのです。
これからますます効率化という概念が広がっていき、「運命の出会い」的なものも薄れていってしまうのでしょう。
「ふと手に取った本が私の人生を変えた」のような話は無くなりつつあります。
究極、「ふと」とか「なんとなく」という言葉自体が消えてしまうかもしれません。
日本語愛護団体説
英語当たり前説と少し被るのですが、
日本語を忘れさせない為に、文部なんとか省の偉い人が日本語タイトルを押している説です。
グローバル化が進み、「英語が大事」と言われ、「TOEIC何点?」とか聞かれ、
「母語を忘れつつある日本人に日本語の素晴らしさ再認識してもらう」という、なんとか科学相の目的があるのかもしれません
ニュアンスや言い回しの面白さは日本語の醍醐味だと言えます。
「の件」や「レベル」なども日本語特有の言い回しですよね。
まとめ
こうして考えてみると、メディアやコンテンツというのは「ただ面白いものを作る」のではなく、
社会や時代の流れを取り入れて、より多くの人に刺さるように作られています。
今回は勝手に、「長いタイトル」から世の中の流れを分析してみました。
皆さんが考える「長いタイトルに隠された意味」はなんだと思いますか?
本日もお疲れ様でした!